S&P500とオルカン(全世界株式)どっちがいい?ワニワニがS&P500を選ぶ、ただ一つの理由

米国株

皆さん、こんにちは!『ワニワニのお金儲け実践記』のワニワニです。新NISAが始まり、多くの人が「S&P500とオルカン、結局どっちがいいの?」という究極の問いに頭を悩ませていますね 。巷には「分散が大事だからオルカン」「リターン重視ならS&P500」といったありきたりの解説が溢れていますが、正直、それでは本質が見えてきません。  

今日、ワニワニがこの長年の論争に終止符を打ちます。私が数多ある選択肢の中から、確固たる自信を持ってS&P500を選び続ける。その理由は、巷で語られるような単純なものではありません。それは、投資の本質を突く、ただ一つの、しかし極めてパワフルな理由です。

結論から言う。私がS&P500を選ぶ「ただ一つの理由」

結論から言いましょう。ワニワニがS&P500を選ぶただ一つの理由、それは「S&P500こそが、最も効率的に世界の成長を享受できる、実質的な世界最強のグローバル企業指数だから」です。

「え?S&P500はアメリカの指数でしょ?」そう思ったあなた、その認識こそが、多くの投資家が陥る罠なのです。S&P500は単なる「米国市場」ではありません。それは、厳しい基準をクリアした、世界中でビジネスを展開し、利益を上げるグローバル・チャンピオンたちの精鋭集団なのです。オルカンが「全世界の平均点」を目指す投資なら、S&P500は「全世界で戦うトッププレイヤー」にだけ賭ける投資。私は、平均点ではなく、常にトップを狙いたい。だからS&P500を選びます。

なぜそう言えるのか?オルカンの「幻想」とS&P500の「実態」

私の結論を支える理由を、3つの視点から徹底的に解説します。これを読めば、なぜ私がS&P500に絶対の自信を持っているのか、ご理解いただけるはずです。

理由1:オルカンは「薄められたS&P500」であるという事実

まず、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称「オルカン」の正体を見てみましょう。オルカンは、日本を含む先進国と新興国の株式に分散投資する、素晴らしい商品です 。しかし、その構成比率をよく見る必要があります。オルカンの中身の約6割は、実はS&P500とほぼ同じ米国株で構成されています 。そして、構成上位銘柄を見れば、アップル、マイクロソフト、エヌビディアといった米国の巨大ハイテク企業が名を連ねており、S&P500の上位銘柄とほとんど重複しているのがわかります 。  

つまり、オルカンを買うということは、S&P500をメインディッシュにしながら、残りの約4割で日本や欧州、新興国の株式を「トッピング」しているようなものなのです。一見すると、これは賢い分散投資に見えます。しかし、ここに大きな落とし穴があります。この「トッピング」部分が、メインディッシュである米国株の力強い成長の足を引っ張る「重し」になってきたのが、これまでの歴史が示す真実なのです。

理由2:S&P500は「事実上の最強グローバル指数」であるという核心

ここが、私の主張の最も重要なポイントです。S&P500に投資することは、アメリカという「国」だけに投資することとイコールではありません。驚くべきことに、S&P500構成企業の売上の約4割は、アメリカ「国外」から生み出されています 。特にITセクターなどは海外売上高比率が50%を超えています 。  

これは何を意味するのか?つまり、S&P500の投資信託を1本買うだけで、あなたはすでにヨーロッパやアジア、そして世界中の消費と経済活動の恩恵を、間接的に受けているのです。

しかも、ただの海外企業ではありません。世界市場という厳しいリングで勝ち抜き、グローバルな覇権を握った超優良企業を通じて、世界経済の成長を取り込んでいるのです。オルカンのように、成長が期待できる企業もそうでない企業も混ざった「玉石混交」の状態で世界に投資するのではなく、S&P500は「世界中で稼ぐ力を持つと証明された精鋭」だけに投資する。これこそが、私がS&P500を「最も効率的なグローバル投資」と呼ぶ理由です。

理由3:S&P500の「質のフィルター」が凡庸な企業を排除する

S&P500は、ただ時価総額が大きいというだけで構成銘柄に選ばれるわけではありません。そこには、「4四半期連続で黒字利益を維持していること」といった、非常に厳しい「入学基準」が課せられています 。これは、一発屋ではない、継続的に利益を生み出す本物の「稼ぐ力」がある企業だけを選別するための、強力な品質フィルターとして機能しています。  

一方で、オルカンが連動を目指すMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは、各国の市場を時価総額加重平均で広くカバーすることを目的としています 。そのため、中にはすでに成長が鈍化した企業や、収益性の低い企業も機械的に含まれてしまいます。  

投資とは、未来の成長にお金を投じる行為です。ならば、継続的に利益を出し、厳しい競争環境を勝ち抜く力があると証明されたエリート集団に賭けるのが、最も合理的だとは思いませんか?

具体例が示す、S&P500の圧倒的優位性

理屈だけでは納得できない方のために、具体的なデータと事例でS&P500の優位性を証明しましょう。

事例1:パフォーマンスが示す「動かぬ証拠」

理屈はもう十分でしょう。では、結果を見てみましょう。過去のデータは、私の主張を裏付ける動かぬ証拠となります。過去30年間の年平均リターンを比較すると、S&P500が約8.4%であったのに対し、オルカン(MSCI ACWI)は約7.6%でした 。過去20年で見ても、S&P500が約8.0%に対し、オルカンは約6.4%と、その差はさらに開きます 。  

わずかな差に見えますか?とんでもない。この年率1%から2%の差が、複利の力によって数十年後には、あなたの資産に途方もない違いを生み出すのです。特に、近年のハイテクブームが市場を牽引した過去10年間に至っては、米国株の圧勝と言えるほどのパフォーマンス差がついています 。このパフォーマンスの差こそ、私が述べた「質の高いグローバル企業への集中投資」と「その他地域の成長鈍化による足かせ」が、現実の数字として表れた結果なのです。  

事例2:未来を創る「成長のエンジン」への投資

なぜS&P500はこれほどまでに強いのでしょうか。その心臓部は、世界を牽引するアメリカの圧倒的なイノベーション能力にあります。AI、クラウド、半導体…世界の未来を形作る最先端テクノロジーは、そのほとんどがS&P500を構成する企業、特に情報技術セクターから生まれています 。生成AIへの期待がS&P500を史上最高値へと押し上げたことからも、その影響力の大きさがわかります 。  

もちろん、オルカンにもこれらの素晴らしい企業は含まれています。しかし、その比率は他の多くの国の企業によって「薄められて」しまっています。あなたは、未来の成長のど真ん中に投資したいですか?それとも、少し離れた場所からその成長を眺めたいですか?私なら迷わず、成長を生み出すエンジンルームに直接乗り込みます。

事例3:「米国が沈めば世界も沈む」という不都合な真実

ここで、S&P500への投資をためらう人が必ず口にする反論に、真正面からお答えしておきましょう。「もしアメリカ経済がダメになったらどうするんだ?そのためのオルカンじゃないか」と。

一見すると、これはもっともな意見に聞こえます。しかし、これは「分散の幻想」に過ぎません。冷静に考えてみてください。S&P500が長期にわたって低迷するような事態、例えばリーマンショック級の深刻な経済危機がアメリカを襲ったとします 。その時、世界の他の国々は無傷でいられるでしょうか?答えは、断じてノーです。  

米国経済の動向は世界経済に絶大な影響を与えます 。アメリカが沈めば、世界も道連れになるのです。オルカンの構成の6割は米国株ですから、当然、致命的な打撃を受けます。そして、残りの4割を占める日本や欧州、新興国の企業も、世界同時不況の巨大な津波に飲み込まれ、株価は等しく暴落するでしょう。つまり、本当に最悪の事態においては、オルカンが持つ「米国以外への分散」という特徴は、気休め程度の効果しか発揮しないのです。  

どうせ嵐が来ればどちらの船も大きく揺れるのであれば、晴天の日に、より速く、より遠くへ進める高性能な船に乗っておくのが合理的ではないでしょうか。

再び結論。私は「世界のトップ」に賭ける

もう一度、私の結論を繰り返します。S&P500か、オルカンか。この問いは、「アメリカか、世界か」という単純な二元論ではありません。本当の問いは、「世界のトッププレイヤーだけに投資するか、世界の平均点に投資するか」です。

ワニワニは、S&P500を選びます。なぜなら、それは単なる米国の指数ではなく、厳しい国際競争を勝ち抜いたグローバル・チャンピオンたちの集まりであり、その売上は世界中に広がっているからです。それは、世界経済の成長を、最もパワフルなエンジンを通じて享受する、最も賢明で効率的な方法だと確信しているからです。

分散投資は大切です。しかし、それは意味のある分散でなければなりません。リターンを薄め、成長の足を引っ張るだけの分散なら、私には不要です。

皆さんも、ありきたりの常識や「思考停止の分散」に惑わされず、自分自身の頭で、どちらがより合理的な選択か、じっくりと考えてみてください。未来のあなたの資産は、その知的な決断にかかっています。

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