【書評】凡人が「5年で1億」は机上の空論か?――否!本書は“再現性”に満ちた、本物の投資戦略書だ

投資

どうも、ワニワニだ。俺のブログ「ワニワニのお金儲け実践記」は、机上の空論ではなく、泥臭くても実践的で、リアルな金儲けの道を追求する場だ。だからこそ、巷に溢れる「誰でも簡単、すぐ儲かる」といった類の本には、常に懐疑的な視線を向けてきた。

今回取り上げるのは、kenmo氏の著書、『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』だ。正直に言おう。このタイトルを見た瞬間、俺の心の中の警報が鳴り響いた。「5年で1億」「爆速」…これはいわゆる“超ベタなタイトル”で、中身の薄い夢物語ではないのか? 。  

しかし、俺はワニワニ。自らの目で確かめずして、結論は出さない。そして、読み終えた今、俺は自らの浅はかな先入観を恥じ、読者の皆に力強く断言しなければならない。

この本は、本物だ。

これは単なる夢物語ではない。俺がこれまで読んできた数多の投資本の中でも、群を抜いて論理的、実践的、そして何よりも「再現性」に満ちた投資戦略書だ。もし君が、本気で資産を増やしたいと願い、そのための具体的な道筋を探しているのなら、この一冊は君の投資人生を根底から変える「宝の地図」となり得るだろう 。  

なぜワニワニがここまで絶賛するのか?3つの決定的理由

俺がなぜ、これほどまでに本書を高く評価するのか。それには3つの明確な理由がある。それは著者の圧倒的な信頼性、資産ステージごとに進化する戦略、そして攻めと守りを両立させた投資哲学だ。

著者の比類なき信頼性――我々と同じ目線に立つ「理系の天才オタク」

まず、著者であるkenmo氏の人物像が、そこらの“投資インフルエンサー”とは一線を画している。彼はウォール街の伝説的なトレーダーではない。むしろその逆だ。本書やインタビューで語られる彼の姿は、「典型的なオタクの理系男子」 。アニメや声優が好きで、メーカーに研究職として就職した、ごく普通の会社員だったのだ 。  

だが、その「普通」の経歴こそが、彼の言葉に絶大な説得力を持たせる。彼は大阪大学大学院で情報科学を修了した秀才であり、後に中小企業診断士の資格まで取得している 。この経歴は、彼が単なる趣味人ではなく、物事を体系的に分析し、論理的に構築する訓練を積んだプロフェッショナルであることを示している。彼の投資手法が、単なる幸運や勘の産物ではなく、理系の研究者がデータを分析し、仮説を立て、実証を繰り返すプロセスそのものであることは想像に難くない。バイオテクノロジーの研究経験が、株式投資という別の複雑なシステムを解明する上で役立ったと本書でも触れられている 。  

そして、何よりも重要な事実。彼は、会社員時代に4年かけて貯めた300万円を元手に投資を始め、給料からの追加資金投入ゼロで、わずか5年で資産1億円を達成し、今や3億円以上を運用している 。給料は生活費や、趣味であるアニメグッズや声優の「推し活」に使いながら、投資口座の資産は純粋に投資の利益だけで雪だるま式に増やしていったのだ 。これは、彼の手法が自己完結しており、元手資金の大小にかかわらず、その戦略自体に強力な増殖能力があることの動かぬ証拠だ。読者レビューで「再現性が高そう」という声が多数挙がるのも、この著者の経歴と実績に裏打ちされたものだろう 。  

革命的な「出世魚」戦略――投資家と共に成長するシステム

多くの投資本が陥る罠は、たった一つの「聖杯」のような手法を提示することだ。しかし、本書の核心はそこにはない。本書が提唱するのは、「出世魚のようにステップアップする投資手法」という、極めて画期的なコンセプトだ 。  

これは、投資家の資産規模に応じて、用いるべき戦略も変化・進化させていくという考え方だ。

  • 300万円を3000万円にするステージ
  • 3000万円を5000万円にするステージ
  • そして5000万円を1億円へと引き上げるステージ

それぞれの段階で、最適化された異なる投資法が具体的に示されている 。これは、多くの投資家が直面するジレンマへの完璧な回答だ。すなわち、「少額の元手を爆発的に増やすための戦略」と、「大きな資産を守りながら着実に増やすための戦略」は根本的に異なる、という事実だ。  

資産が少ない段階では、ある程度のリスクを取ってでも高い成長率を狙わなければ、人生を変えるほどのインパクトは得られない。一方で、資産が大きくなれば、リスク管理の比重を高め、より安定したリターンを追求する必要がある。本書はこの資産ステージごとの最適なリスクとリターンのバランスを明確に定義し、それに合わせた戦術を授けてくれる。これは単なる手法の寄せ集めではない。読者自身の成長に合わせて、武器を持ち替え、戦い方を変えていくための、長期的な視点に立った完全な「投資システム」なのだ。読者は目先の利益を追う戦術家から、自らの資産形成を俯瞰する戦略家へと進化することができる。これこそが、本書が提供する真の価値だと俺は思う。

攻めと守りの融合――インテリジェントな攻撃性

本書で紹介される手法は、「爆速でお金を増やす」ことを目的としているため、決して「安定志向」のぬるま湯投資ではない 。読者レビューにも「難易度は高い」との指摘がある通り、相応のリスクを伴うアグレッシブなものだ 。  

しかし、ここが重要な点だが、その攻撃性は決して無謀なギャンブルではない。すべての戦略の根底には、「マイナス8%で損切り」という鉄の規律が存在する 。これは、感情を排し、損失をシステムの一部として管理するための、極めて合理的なリスク管理手法だ。  

このシステムの有効性を何よりも雄弁に物語るのが、著者自身の壮絶な失敗談だ。彼はかつて、コロナショックの際に約4000万円もの損失を出した経験を赤裸々に語っている 。俺はこのエピソードにこそ、本書の誠実さと真価を見た。多くの成功本が輝かしい側面しか見せないのに対し、kenmo氏は自らの大失敗を晒すことで、「損失はプロにでも起こりうる避けられない事象である」という事実と、「重要なのは損失を避けることではなく、システムによってそれを乗り越え、再起することだ」という本質的な教訓を我々に示している。  

つまり、本書は単なる儲けのテクニックを教えるだけではない。野心的な投資家が必ず直面する「恐怖」と「無謀」という二つの敵から身を守るための、プロフェッショナルレベルのリスク管理と精神的支柱を授けてくれるのだ。損失を「失敗」ではなく、確率論における「期待値」を高めるための「データ」として捉え直す 。このマインドセットの転換こそ、長期的に市場で生き残り、勝ち続けるために最も重要なスキルと言えるだろう。  

資産ステージ別・4つの投資法という名の「攻略法」

では、具体的にその「宝の地図」には何が描かれているのか。本書の核心である、資産ステージ別の投資法を、俺なりに解説しよう。これはまるで、ゲームのステージを攻略していくような興奮に満ちている。

Stage 1:種銭爆発期(300万円 → 3000万円)の「新高値ブレイク投資」

最初のステージ、元手300万円を2年で3000万円へと10倍にした原動力が、この「新高値ブレイク投資」だ 。手法は、株価が上場来高値や年初来高値といった「新高値」を更新した銘柄に投資するというもの 。  

一見すると「高値掴み」に思えるかもしれないが、その背後には深い洞察がある。行動ファイナンスの分野では、投資家は新しい情報に対して十分に反応しきれない「過小反応」という心理的バイアスを持つことが知られている 。つまり、企業が素晴らしい好材料を発表しても、株価はすぐには適正価値まで上がらず、じわじわと上昇トレンドを形成することが多い。新高値更新は、そのトレンドが本格化した強力なシグナルなのだ。この戦略は、その市場の非効率性を突く、極めて知的な手法と言える。  

もちろん、全てのブレイクが成功するわけではない。だからこそ、前述の「マイナス8%での損切り」ルールが生命線となる 。このセーフティネットがあるからこそ、投資家は自信を持って上昇トレンドの波に乗ることができるのだ。間違った時の傷を浅く抑え、当たった時の利益を最大限に伸ばす。これぞ損小利大の原則であり、資産を爆発的に増やすための必須条件だ 。  

Stage 2:加速期(3000万円 → 5000万円)の「株主優待需給投資」

資産が3000万円という大台に乗った後、kenmo氏が次に用いたのが「株主優待需給投資」だ。本書では「超シンプルな投資法」と紹介されている 。  

この戦略のキモは、株主優待そのものを得ることではない。優待の「権利確定日」の3~6カ月前に優待銘柄を仕込み、個人投資家の需要が高まって株価が上昇する権利確定日の2週間~1カ月前に売り抜ける、というものだ 。これは、日本の株式市場に存在する「優待アノマリー(株価のクセ)」を逆手に取った、非常にクレバーな手法だ 。  

この戦略転換が、本書の「出世魚」哲学を見事に体現している。資産が大きくなったことで、新高値ブレイク投資のようなボラティリティの高い手法だけでなく、より予測可能性の高い、季節的なアノマリーを利用した比較的低リスクな手法をポートフォリオに加えたのだ。これは、資産規模に応じたリスク管理の最適化であり、著者の戦術家としての成熟を示している。単に儲ける方法だけでなく、資産が増えたら儲け方をどう変えるべきかまで教えてくれる。これほど深い洞察を提供してくれる投資本は稀有だ。

Stage 3 :億り人への道(5000万円 → 1億円 → 3億円)

資産5000万円を超え、1億円、そして現在の3億円へと至る道筋で用いられるのが、より洗練された複合戦略だ。

  • 「新高値ブレイク+ROE投資」:新高値ブレイクの勢いに加え、自己資本利益率(ROE)という企業の収益性を示すファンダメンタルズ指標を組み合わせることで、投資の精度をさらに高める 。  
  • 「決算モメンタム投資」:企業の四半期ごとの決算発表を丹念に分析し、業績の勢いに乗るスイングトレードを仕掛ける 。  
  • 「中長期投資」:時価総額50億~300億円程度の中小型株の中から、3年で株価2倍を狙えるような成長企業を発掘し、じっくりと投資する 。  

これらの手法は、これまでのステージで培ったモメンタム分析と、より深い企業分析を融合させた、まさに投資家としての最終形態とも言える。

そして、本書の価値を決定的なものにしているのが、著者が「宝の地図」として提供する具体的なおまけだ。それは、「オススメ銘柄ベスト10」と「著者保有株の全公開」である 。これは単なる銘柄推奨ではない。著者が本書で解説した理論と哲学を、  

実際にどの銘柄に、どのように適用しているのかを具体的に示す、最高のケーススタディなのだ。理論(なぜ)、手法(どうやって)、そして実践(何を)までを網羅したこの完全な教育パッケージは、読者が行動を起こすための最後のひと押しとなり、「1億円」という目標を現実的な射程圏内に捉えさせてくれる。

今すぐ行動を起こすための、最高の「宝の地図」

もう一度結論を言おう。この『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』は、本気で資産を増やしたいと願うすべての投資家にとって、必読の書だ。

著者のkenmo氏という、我々と同じ目線から出発した人物が持つ圧倒的な信頼性。資産規模に応じて進化する革命的な「出世魚」戦略システム。そして、積極的な利益追求と鉄壁のリスク管理を両立させた、インテリジェントな投資哲学。これら全てが、本書を単なる読み物から、実践のための「戦略書」へと昇華させている。

この本を手に取るべきは、一体誰か。

  • 新NISAで積立投資を始めたが、次の一手に悩む投資初心者 。  
  • 長年投資を続けているが、資産が伸び悩み「もっとリターンを取りたい」と渇望する中堅・ベテラン投資家 。  
  • そして何より、「資金が少ない自分が、どうやって大きな資産を築けばいいのか」その具体的な方法論を探し求める、かつての著者自身のような、すべての野心ある個人投資家だ 。  

俺、ワニワニも、これまでの投資人生で数え切れないほどの本を読んできた。その多くは、曖昧な精神論か、非現実的な夢物語に終始していた。だが、この本は違う。リスクの存在を正直に認め、読者の知性に敬意を払いつつ、そのリスクを管理し乗りこなすための明確で実行可能なシステムを与えてくれる。

kenmo氏は、我々に「宝の地図」を手渡してくれた 。1億円への道は、決して平坦ではない。努力と継続的な学習が不可欠だ。しかし、この本によって、その道のりは明確に照らし出された。  

君の新たな投資の旅は、この本の最初のページをめくるところから始まる。さあ、最初の一歩を踏み出してくれ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました